新入社員左官体験!
初めまして!
新入社員の左近凌輔です。
世間はコロナウイルスの話しで大変ですが、そんな中面白い話題をブログで書けたらいいなと
思っています。また、新入社員の目線から現場を見たり体験したこと、吉武工務店の魅力を
発信していきたいです。
今回の記事は私と新入社員の、市岡が左官体験をさせていただきました。
教えてくださったのは、左官職人の潮田さんです。
左官歴30年の大先輩に塗り方のコツを教えてもらいました。
塗ったのはシラス壁というもので、水分が変われば色も変わるのと、2時間で乾いてしまう壁
なので難しいと伺いました。しかし、湿気を取り除いたり匂いを吸ってくれることから、
潮田さんは「呼吸をする壁」という表現をされていました。
潮田さんからレクチャーを受けて、シラス壁を塗っていきましたがなかなか上手く塗れません。
塗る以前にコテ板からコテに移し替える作業が、難しく苦戦をしました。
すべての壁を塗り終えると、最後に仕上げの模様入れに入りました。模様入れの作業も
潮田さんにレクチャーを受けながら、私と市岡の2人で行いました。
下の写真は塗り終えてから2時間後の乾いたものです。
潮田さんの塗る壁はすごくきれいな上に均一で、壁を5㎜の厚みを意識して塗っていると伺ったので職人の
こだわる所はすごいなと感じました。「塗った壁は建物をつぶすまで一生残る」というのが私の印象的な
言葉で、自分の塗った下手くそな模様でもシラス壁を見ることで、思い出がよみがえってきて良いなと思いました。
2020年4月8日