古民家再生プロジェクト

「田舎の古民家での暮らし」に憧れを抱く方は多いのではないでしょうか。
しかし、単に田舎暮らしを推奨するのではなく、「企業向け」のサービスとした点に当社の狙いがあります。

以前から「社員同士の関係をより密にすること」が当社の課題でした。
良好な人間関係が実務に、そして社風にも好影響を与えると考えたからです。
そのための策を色々と思案していたところにヒントとなったのが、某アイドルグループが出演するテレビ番組でした。仲間とともに自然の中で思いきり遊び、野菜や米づくりに励み、囲炉裏を囲んで語り合う─。
こういうことが我々もできればいいなぁ…と思い、まずは自社のプロジェクトとして始動しました。
まだ実践できていない計画が幾つかありますが、社員一丸となって保養所「Yoshitake村」を創る過程を通して明るい変化を実感しています。

田舎には価値ある古民家が多数眠っています。過疎化されていき、空き家となって、時間と共に朽ちていきます。それにより空き家が増えており、社会問題となっています。また、古民家という日本の伝統工法の技術が沢山使われている建物が、廃れてしまう現状があります。
昭和40年創業であり棟梁がいて、今まで伝統建築を創ってきた当社は、現在、使われなくなった、伝統工法を守り受け継いでいかないといけません。
若い大工に古い伝統建築を見て触らせて蘇えさせる。
古民家に新たな光が灯り、そこから地域の活性化と技術の承継していくことが、長年家づくりをしてきた、私達の使命だと感じています。